Apache 2.4をソースからインストールする

Apache 2.4系をソースでインストールする方法です。

2.4系では2.2系に比べて、APRやPCREなどの必要なパッケージが増えているのでそこらへんを注意しつつインストールを行います。

既存のRPM版Apacheを削除

競合してしまって邪魔なので、RPM版のApacheを関連するパッケージと合わせて削除しておきます。

必須パッケージの準備

事前に関連するパッケージのソースはダウンロードしておくのを忘れないように。。。

PCREはyumが利用できるので yum install でインストールします。

続いて APR を展開してApacheのソースディレクトリ内にある srclib ディレクトリに移動させておきます。こうすることでApacheのインストール時に合わせて自動的にインストールしてくれるので楽です。

インストール

configureのオプションは必要に応じて追加または削除しますが、とりあえず今回は下記のような感じでいきます。

ここまででひとまずインストールは完了です。
続いて初期設定と自動起動の設定へ。

初期設定と起動確認

必要最低限の初期設定として下記を実行します。これをしないとエラーで起動しない。。。

下記のコメントアウトを解除します。

LoadModule slotmem_shm_module modules/mod_slotmem_shm.so

Apacheを起動して動作を確認する。

自動起動の設定と確認

起動スクリプトをソースオブジェクトの中からコピーして編集します。

下記の内容で修正します。

起動確認と、自動起動一覧への追加です。

一通りこれでインストールが完了です。

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