Oracle 11gで、特定のセッションがどのイベント(db file sequential read や buffer busy waits 等)でどれだけ待機したのかを調査する際に確認するSQLです。
各項目の値は次のとおりです。
EVENT | 待機イベントの名前 |
---|---|
TOTAL_WAITS | セッションによるイベントの合計待機数 |
TIME_WAITED | セッションによるイベントの合計待機時間(1/100秒) |
TIME_WAITED_MICRO | セッションによるイベントの合計待機時間(マイクロ秒) |
結果の例はこのような感じになりました。今回で行くと db file sequential read のイベントでほぼ待ちになっている状況がわかります。
これで長時間稼働していたセッションが、どの処理にどれだけコストをかけていたかを軽く確認することができるようになります。