何かと便利なStatspackレポートを生成するためのStatspackデータですが、エクスポートしてインポートすることで別サーバへデータを移行させることもでき、調査時などには役に立ちます。
Statspackをエクスポートする
まずはエクスポートの手順です。
通常の expコマンド にて下記のようにエクスポートすることが可能です。spuexp.par というエクスポートのパラメータを指定する必要があります。
これでダンプファイル『spuexp.dmp』とログファイル『spuexp.log』がカレントディレクトリに出力されているはずですので確認してみます。
Statspackをインポートする
続いてインポートする手順です。 このままインポートしては制約でエラーが発生してしまいますので、いろいろと制約を無効化する必要があります。
こんな感じでエラーがでます。
参照制約を無効化するSQLと有効化するSQLを作成するSQLファイルを作成します。
作成したSQLファイルを実行して制約変更SQLファイルを作成します。
dis_const.sql と en_const.sql という2つのファイルが作成されているはずですので、事前にStatspackの全データを削除して dis_const.sql を実行して参照制約を無効化させます。
これでようやく準備が整いました
ダンプファイルからインポートします。
最後に制約を有効化すれば完了です。
インポート途中でちょいとエラーが出ます。
問題なくインポートされているようですが気持ちが悪いですね‥ ちょっと調査してみたいと思います。