すごく基礎的なことなんですが、Linux版のOracle Database 11gの起動手順と停止手順を意外と忘れてしまってたりするので。
前提条件:環境変数のセットを確認
操作を行う前に、前提条件としてOracle関連の環境変数をセットしてある必要があります。
通常はOracleのインストール時にセットするはずなので問題ないかとは思いますが、今一度ご確認を。
ちなみに記載は .bash_profile に行ってるはずです。
Oracleの起動手順
Oracle Databaseを起動します。
あわせてOEMなどの関連サービスも起動する必要があります。
これでDBインスタンス、リスナ、OEMが起動するはずです。
Oracleの停止手順
Oracle Databaseを停止します。
あわせてOEMなどの関連サービスも全て停止させます。
停止は shutdown immediate で行いますので、接続しているセッションもぶち切られます。トランザクション中の処理はロールバックがかかって終了です。
もし shutdown immediate で停止しない場合は shutdown abort で停止させますが、この方法だと強制終了になってしまいますのでデータベースの破損にも繋がりかねないのであんまりオススメできません‥。
あと abort で停止させた場合は、再起動後にリカバリモードで自動的に立ち上がってくるのでリカバリ処理が走ります。